闇の仕事人 KAGE

ファミコン後期に発売された知られざる忍者アクションゲーム「闇の仕事人 KAGE」。

 

当時、発売されたばかりのスーパーファミコン本体を買ってもらえなかった私(ゲームボーイ本体を買ってしまったため)は、スーパーファミコンのアクションゲーム「ファイナルファイト」や「アクトレイザ―」に思いを馳せてファミコンのアクションゲームを買おうと予算の6000円を手に新品のファミコンソフトを買おうとしていました。

 

 

当時、ファミコンも「メタルスレイダーグローリー」や「ドラゴンボールZ」など、良作のゲームが多かった時代なのですが・・カセットの容量が小さかったので、今みたいにやりこみ要素のあるゲームや周回プレイのあるゲームは少なく、熱心なゲーマー少年なら1週間もあればクリアしてしまうゲームがほとんどでした。

 

とはいえ、ファミコンのアクションゲームだけは別で・・・その理不尽すぎる難易度のゲームの数々は現在プレイしても手に負えるレベルではありません。下手すれば、最初のステージすらクリアできないゲームなどざらにあったものです。

 

新品でファミコンのアクションゲームを購入するには、かなり吟味する必要があったんですね。(^-^;)

 

当時のファミコン情報誌『ファミリーコンピューターマガジン』を見ながら、目に留まったのが「闇の仕事人 KAGE」でした。

 

当時、自分の中でのマイブームが忍者ゲームでした。

 

 

「忍者ハットリくん」「忍者COPサイゾウ」「TMNT」「影狼伝説」「仮面の忍者花丸」「じゃじゃ丸くん」など、トリッキーな忍術を駆使して爽快なアクションを決めてクリアしていくスタイルにハマっていたものです。

 

何より、難易度がそこまで高くないゲームがほとんどだったので忍者ゲームなら間違いない!という認識だったのもあります。

 

PCエンジンやメガドライブなどの他機種でも戦国モノや忍者ゲームが乱立して発売されていたし、ファミコンでも「TMNT」や「忍者クルセイダース龍牙」などの忍者ゲームがリリースされているので、これは流行りに乗るしかないと「闇の仕事人 KAGE」に狙いを定めていました。

 

「闇の仕事人 KAGE」の情報がもっとないのかと『ファミリーコンピューターマガジン』のページをめくっていたら、同じ日に「2010 ストリートファイター」(2日前)と「ドラゴンファイター」と「ラフワールド」というアクションゲームが発売されると発売スケジュールに載っていました。

 

なんと・・・同じ日にアクションゲームが4本も?

 

しかも、4本ともご丁寧に特集ページに掲載されている!コレは、一応チェックしておかないと・・。

 

写真と紹介記事を読んでたら、SF・忍者・ファンタジー・シューティング風と4本とも違う内容でやんした。

 

どのゲームも当時のファミコンの水準としては綺麗なグラフィックで、敵の巨大なボスキャラの写真などを見てるとテンションが上がったものです。しかも、どのゲームも変身や武器チェンジなどの面白要素もあるようなので、本気で迷いました。

 

 

実は、数か月前に購入した「ファイナルミッション」というシューティングゲームが「闇の仕事人 KAGE」と同じ開発メーカーのNATUMEだったのですが、正直難しくて裏ワザを使わないとクリアなんてできないレベルでした。それが頭をよぎったのですが・・『カプコン』はともかく『トーワキチ』や『サン電子』というメーカーも聞いたことがないし、紹介記事を見た限りではどのソフトも共通して難易度が難しいと書いてあったのです。

 

どれを買えばいいのか・・・迷いながらもう一度「闇の仕事人 KAGE」の紹介ページを見てるとある写真が目に入りました。

 

ファミリーコンピューターマガジン』で「闇の仕事人 KAGE」を買おうと決めてになった記事があったのが二人同時プレイができるというものでした。

 

今となっては当たり前なのですが、昔のファミコンゲームで二人で同時に遊ぶことができるゲームは貴重だったのです。

 

 

私には妹が一人いるのですが、「コナミワイワイワールド」「ス―パーチャイニーズランド」「アイスクライマー」「魂斗羅」「TMNT」など、アホほど遊んだものです。


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