セインツロウ2

最初は「3」から始めたんですが、思いのほかハマってしまい前作から遊んでみようと思いamazonで検索してみたら、PS3版は「2」からしか発売されてないとのことだったので、致し方なく「2」から購入することにしました。

 

800円だったので、安く手に入りました。

 

有名タイトルで例えると『GTA(グランドセフトオート)』タイプのオープンワールドのアクションゲームです。

 

手段を選ばない主人公は、抗争相手のギャングチームを次々と壊滅させていくのですが・・・けっこうエグイ内容なので人を選ぶ内容です。(どんどん人を殺していくので)

 

 

ミッションは、繰り返しプレイしていくうちにコツを掴む感じでクリアできますが、時間制限のある場面や車のチェイスゲームなどが盛り込まれているので、アクションゲームが苦手な方にとっては絶望的に難しく感じる難易度です。

 

最初は『GTA』と比べられることが多かったのですが・・3作目から現実離れしてきて、ぶっ飛んだゲーム内容になり、全体的にコミカルな印象になったゲームの二作目『セインツロウ2』を紹介します。

 

 

一作目はPS3で発売されておらず、X-boxをもってない私は未プレイでございます。

 

ストーリーとしては、前作でギャング団として成り上がったサードセインツだが、それなりの名声とポジションを得た幹部達は武闘派で扱いにくい主人公を危険視して、裏切った末に謀殺してしまう・・というのが前作のエンディングなのですが・・実は主人公は生きのびていて、冷凍睡眠の状態からセインツをリスペクトしている青年に助けだされるというところから物語は始まります。

 

 

3つの組織と抗争を繰り広げ、再びセインツを一大勢力に再興させて、最終的には巨悪のアルター社と対決する・・というところまでがおおまかなストーリーです。
続編の3や4と異なり、2のストーリーはシリアスで一度は地に落ちたギャング団が成り上がる話となっています。
様々なミッションをこなしていくと、リスペクトという数値が上がっていくので、その数値が一定になると、メインシナリオを進めることができます。
車やバイクやヘリなども盗むことができ、広大な街を探索する楽しむことができるオープンワールドで、GTAと似たような感覚でプレイできます。(^-^)
GTAと異なりキャラメイキングが可能なので、女性キャラを作成してプレイすることもできます。
洋服のカスタマイズも自由自在です。

 

 

主人公の性格は短気で冷酷というイメージですが、女性キャラだとまた違った楽しみ方ができるでしょう。(^-^)
個人的な感想としては、意外と難易度が高いかなという印象でした。
時間制限のあるミッションやカーチェイスやヘリコプターの操作が苦手な人には厳しいレベルです。
少なからず、運の要素もあります。(^_^;)

 

主人公の能力は、ミニゲームをクリアすることで上げることができます。
走力を無限にしたり、弾数無限の武器を入手したりすることも可能です。
そのミニゲームも難しいので、達成するのは困難を極めますが・・。

 

 

 

ただ、パターンもあるので根気よく繰り返しプレイをしてれば何とか攻略も可能かもしれませんが・・・それでもアクションが苦手な方には難しいと感じます。
リスタート地点がけっこう前の所だと萎えてしまうのもマイナスで、プレイを続けるモチベーションを維持できるかどうかです。
自分も、全編を通して30回くらいゲームオーバーになりました。

 

 

ただ、ストーリーは熱い展開を繰り広げていくので、面白いです。
新しい仲間を加えての新興勢力のギャング団との戦いや、大切な仲間との別れを乗り越えて、やがてセインツはかつての勢いを取り戻して巨大組織「アルター社」との決戦に挑みます。

 

 

中でも印象に残ってるのは、「ブラザーフット」との戦いで、最初はお互いに険悪な雰囲気ではなかったのですが、提携話の途中でボスのマエロが取り分を巡ってセインツを格下と見たために交渉が決裂、そこから凄惨な殺し合いが始まります

 

 

その際に犠牲になったのが、今作の始めに主人公を救った「カルロス」で、捕らえられた彼は街中を車で引きずり回されるという酷い仕打ちを受けます。

 

 

 

救いだした時はカルロスは瀕死の状態で、手遅れだと判断した主人公は無言で手を握ったまま銃で介錯をします。
冷酷だと思われる主人公に仲間想いな一面があることを覗かせるシーンで、その後の怒りようは語るまでもありません。

 

 

マエロの恋人を拉致し、マエロ自身に殺させるように仕向け、ブラザーフットも壊滅状態に追い込みました。
マエロも絶望の中に始末されるのですが、これほどの主人公の容赦のなさは、後のシリーズでも見ることがありません。
それ故に、インパクトがあるものでした・・。

 

 

 

さて、このゲームで難しいところを挙げるとするなら、やはり車やバイクでのカーチェイス戦となります。
なにせ時間制限がある状況で、運転しながらターゲットを狙うわけですから、難度はハンパじゃありません。(^_^;)
何度、ゲームオーバーを繰り返したことか。

 

 

最後のヘリでの決戦も、ヘリでの独特な操作をしながらターゲットすら分からず、一時間ゲームオーバーを繰り返しました。
さすがに絶望的な状態だったので、投げようとも思いましたが、youtubeのプレイ動画を参考にチャレンジしたら、あっさりミッション達成できました。

 

 

このゲームは、乗り物の操作に慣れるかどうかですね。
各ミッションも、ある程度のコツが分かれば意外と簡単に攻略できることがあるのですが・・・。

 

 

アマゾンのレビューでは北米版の方がどうという評価がありますけれど、普通にプレイするには気にならないレベルです。
続編の「3」や「4」はハチャメチャなゲームですけど、今作は硬派なストーリーで続編を遊ぶならプレイして損のないゲームです。
ストーリーにのめりこめればハマるゲームなので、是非クリアしてほしいゲームです。

 

GTAシリーズよりも自由にできることは限られていますけど、個人的には好きなタイトルです。
おバカなノリが好きなら、『3』から始めてもいいと思います。

レッド・デッド・リデンプション

PS3での海外のゲームの中で、オススメなタイトルを挙げるとしたら、いつも自分はこのソフトを入れます。
『レッド・デッド・リデンプション』です。

 



レッド・デッド・リデンプション【CEROレーティング「Z」】
西部開拓時代が明け、近代文化を歩み始めたアメリカを舞台にした、『ロックスターゲームス』が誇るアクションアドベンチャーゲームです。
ロックスターゲームスといえば、グランドセフトオート(GTA)シリーズでお馴染みですね。(^-^)

 

 

主人公の「ジョン・マーストン」は、家族を守る・・・そのために政府の言いなりになり、ギャングとして悪事を働く過去の仲間を見つける旅に出ます。
ストーリーは最終的に悲劇を迎えるのですが、そこに至るまでの経緯でジョンの「漢」としての生き様を感じることができ、感動なモノとなります。
個人的には、GTAより好きな展開です。

 

オープンワールド型のサードパーソンシューティングゲーム(TPS)で、旅の途中で出会う人々から頼まれるサブミッションをこなしながら、メインシナリオを進める形になります。
ミニゲーム的なイベントや移動中にランダムで起こるワールドイベントなどもありますが、どれも丁寧に作られてるので面白い内容となっています。

 

 

本作で特徴的なのが、デッドアイシステムで、戦闘中にあるゲージを消費することにより敵の動きが遅く見えるので、そのうちに複数の敵を攻撃したり、囚われてる人質の縄を撃ち抜いたりできます。
自由度の高いゲームで、人を殺したり強奪することも可能なんですが、悪行を重ねると指名手配されてしまうので注意が必要です。(^_^;)
とにかくマップが広大で、そこに住む動物達も多彩です。
特に目的もなく歩いてるだけで、その世界を堪能することができるでしょう。

 

 

西部劇調の世界観がとっつきにくいと感じる人もいるかもしれませんが、そこで起こることが妙にリアルで・・・世の中の不条理や何が正義で正しいことなのかを考えさせられ体験できます。
ぶっとんだキャラや私利私欲のままに生きる悪党どもを相手にひょうひょうと相手をする主人公も「蛇の道は蛇」的な感じで好きになれます。
正義の味方という感じではないのですが、守るものの為に何でもする姿はカッコイイと感じました。
一度はプレイしてみてほしい傑作です。


Just Cause 2

1,000平方kmに及ぶリアルスケールの広大なオープンワールドを楽しめるTPSアクションゲーム『ジャストコーズ2』を紹介します。
日本での発売はスクウェア・エニックスが行っています。

 

 

プレイヤーは凄腕のエージェント「リコ・ロドリゲス」となり、元上官の行方を追いながら「パナウ共和国」の政府に反旗を翻す反政府組織たちと共に、独裁者の企みを暴いてゆきます。
破壊と混沌を巻き起こすゲリラ活動の中で、見えてくるモノとは?!・・・というストーリー展開です。

 

このゲームで特徴的なのが、高い場所や離れた場所へ自由自在に飛び移れる“グラップリングフックと、高所からの潜入や緊急回避などに使える“パラシュート”の2つを基本とした自由度の高いアクションです。
建物から建物へフックを使って移動、車にフックを引っ掛けてパラセーリング、飛んでいるヘリに掴まって乗っ取り・・などという通常ではありえない超人のようなアクションができてしまうのです。
イメージは、進撃の巨人の立体起動兵器みたいな感じでしょうか。

 

 

政府関連の重要施設や象徴となるものを破壊したり、軍基地を襲撃することで、国内の混乱の指標である"カオスポイント"を貯めることによって各勢力から様々なミッションを受けることができ、各ミッションを達成することによてメインストーリーを進めることができます。

 

広大なエリアを歩き回り施設を破壊していくゲームなのですが、ミッションの内容は基本的にどれも似たような感じで 「目的地まで味方護衛しろ!」や「制限時間内に爆破しろ」など、他のアクションゲームでもあるパターンばかりでゲーム内容は薄く飽きやすい印象をうけました。
戦闘も意外と難しく、所持している銃の弾がすぐに底を尽き、 倒した敵から拾おうにも異なる銃器が多かった気がします。
少ない弾薬と異様に撃たれ弱い主人公に、敵は無限に湧いてくるので難易度イージーでもアクションゲームが苦手な方は難しいと感じるレベルでしょうか。
ブラックマーケットと呼ばれるヘリを呼べば開放済みの武器や車両を購入できるのですが(ファストトラベルのような移動もできます)、金額が結構高いのと、 複数の品物を買うときにいちいちヘリを呼びなおさないといけないのが面倒で気になりました。
元上官のホワイトタイガー(シェルドン)を見つけた中盤までは進めたのですが、乗り物の操作が分かりづらく難しいミッションがあったので結局は途中で諦めました。
ダイナミックな展開を楽しめるのはいいのですが、極端に複雑な操作を必要とするのに制限時間があるのではアクションが苦手な人はクリアできません。
同じ洋ゲーでも『セインツロウ』の車やヘリのミッションはクリアしましたが、今作ではモチベーションが保てませんでした。
キャラクターやストーリーに、もう少し魅力があれば・・・。
PS3のゲームを途中で投げたのは、『KILLER IS DEAD』と『ジャストコーズ2』くらいです。

 

バカゲーな雰囲気のある内容と、フックを利用して経路を選ばない侵入が楽しめて色々な攻略の手段が取れるのは嫌いではなかったのですが・・・続きをやろうという決め手がない惜しい作品だと思いますね。
動画を観て面白そうだ!と感じたら、プレイしてみるといいかもしれません。


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