エターナルアルカディア レジェンド

 

 

 

ゲームキューブの名作RPGを挙げるとしたら、まずエントリーされるタイトルでしょう。
もともとは、ドリームキャスト用のソフトだったのですが、人気の高い作品だったのでリメイクされて移植されました。
プレイステーション2の移植版も製作中だったそうですが、レジェンドの開発に専念するために中止になったそうです。

 

 

設定・世界観・システムが逸材で、開発には「サクラ大戦」などを担当したオーバーワークスや、「ナイツ」などを担当したソニックチームなどのスゴイスタッフが携わっています。

 

 

セールス的にはあまり奮いませんでしたが、海外ゲームサイト「IGN」による「2006年版歴代全ゲームソフト名作ランキング」で58位にランクインするほど高評価を得ています。
キャラクターも未だ根強い人気があり、主人公のヴァイス・アイカ・ファイナの3人は、戦場のヴァルキュリアにも出演しているほどです。
フルとはいかなかったものの、声優によるボイスを聞くこともできます。

 

 

空を舞台にした世界で、時は大空賊時代!
ひとつなぎの秘宝を求めて・・じゃなくて、義賊であり正義の空賊「青の空賊」として一人前になることを目指し、自分の船で世界を冒険することを夢見る少年ヴァイスを主人公として物語は展開されます。
物語の鍵となる少女ファイナを助けたことから、月を巡る抗争に巻き込まれ、相棒のアイカと共に世界の謎を解き明かしながら帝国に挑んでいきます。

 

 

ポリゴン全盛時代の作品なので、今プレイするとグラフィックは古臭く感じるでしょう。
エンカウント率の高さや戦闘のテンポの悪さなどの気になる点もありますが、当時としては全体的に高水準にまとまっていた印象です。

 

 

船での移動が特徴的で、ワールドマップの移動は全編にわたり船を用います。
艦隊戦のみ相手の戦艦と接触することによって戦闘になるシンボルエンカウント方式になっています。
デルフィナスが機能を拡張すると、敵に遭遇することなく移動ができます。敵の出現を抑えるアイテムや煌術がないので、それまでがとにかくキツイ・・・。

 

 

独特なのが男気システムで、ヴァイスの空賊としての「格」を差し計るモノです。
内的な数値は見ることができませんけど、キャンプメニュー中のヴァイスのステータス画面から「二つ名」という表示で確認ができるようになっています。
場面ごとの男気溢れるセリフのチョイスや、とっさに正しい判断を導き出すことによってアップするようです。
真逆のかっこ悪い男らしくないことをすれば下がります。
また、戦闘で逃走を繰り返すことでもダウンしてしまうので注意しましょう!
主人公の成長要素として、物語に深くく絡んでおり、男気を上げれば名声や評価が上がって周囲からの反応も変わってきます。
クルーメンバーのリュウカンの加入条件にもなっています。リュウカンは最強の武器を造れる職人なので必ず仲間にしましょう!
基本的にはシナリオの進行につれ上がっていくものだが、実は男気が下がるほど逃走が成功しやすくなっています。
ヴァイス達の偽物一味の出現によって強制的に下がる時期がありますけど、倒せば元に戻ります。
偽物のバイス達は賞金首の中でもかなり強いので、エンリックの防御技とヴァイスのジョニー・ロジャーの習得は必須となります!

 

 

戦闘で重要になってくるのが「ガッツシステム」で、パーティ全員で共有する能力ゲージになります。
必殺技や煌術の使用時に必要となり、艦隊戦では攻撃やクルーの特殊技にも用いられます。
ターンごとにパーティーのガッツ基本値の合計が分配され、「ガッツ」コマンドを使ったキャラの基本値分がさらに追加する仕組みです。
本作の状態異常に、ガッツを増やせなくなる「疲労」というものがあり、これか戦闘不能のキャラは治療するまでガッツ溜めができなくなるので戦闘が不利になってしまいます。
強力な技・煌術ほど多くのガッツを消費しますが、気合を入れることで意識的に溜めることもできるので、大技の連発や絶対無敵の防御効果を高めるには高度な戦術が必要になるでしょう。強力な賞金首を相手にするには、必須のテクニックです。

 

 

自分が辿った足跡が実績として残る発見物システムが逸材で、ストーリーとの相性が良く絡み合い、艦長を勤める船のクルーを世界各地から集めたり、船による移動中は「発見物」を探したりできるなど収集要素も多い。 『探索する』『開拓する』ことの喜びを強く押し出したゲーム性や、巨大な戦艦や兵器相手に戦略性のある艦隊戦を繰り広げる戦闘システムなど、ドリームキャスト産RPGの超大作として特に北米・ヨーロッパで高い人気を博しています。

 

 

なんといっても特筆なのはストーリー展開で、序盤からピンチの連続ですが、主人公のヴァイスの持ち前の諦めない心で困難に立ち向かっていく姿が希望を見出し、やがてはライバルの空賊達や帝国の者とも手を組み絶望を乗り切っていきます!
RPGによくある剣と魔法のファンタジーとは大きく異なる独自の世界観で、中世の大航海時代を大本のモチーフに、それらに海洋文学の古典作品を多く元ネタに取り入れられているようです。

 

 

お色気シーンもあり、中にはキワドい内容なモノも。
アイカの貞操がヤバくね?というシーンには、ハラハラしました。(^-^;)
考えてみれば、けっこう大人向けのゲームなんですよね。
もちろん、ちゃんとしたラブロマンスの場面もあります。

 

 

アイカとファイナがヴァイスに好意をもっているのは分かるのですが・・・。
ヴァイスは、随所でプレイボーイぶりを天然で発揮するので恐ろしいです。
男気もあるし、年も重ねればモテるでしょうね〜。
最終的に、ドチラを選ぶのか気になるところですけど・・・。
まぁ、終わり方としてはとても良かったのですが。

 

 

一方で後半は、悲劇によってたくさんの人が亡くなっていきます。
モービスとドラクマの悲劇やピアストルとマリア姉妹の絆にベレーザの想いなど・・・ヴァイス達は悲しみを乗り越ええうために向き合っていく姿も感動的です。
ヴァイスが、本当にいい奴なんですよね〜。

 

 

月の実を食べて必殺技を習得し、乗る船も最終的には最新鋭の戦艦を駆って大空を冒険する様は、大人気漫画『ワンピース』さながらの冒険活劇です。
セーブするポイントが限られ、一度に大量の敵が出現して尚且つコチラの攻撃もミスを連発するという戦闘のテンポの悪さはマイナスポイントですが、その他の斬新なシステムはプレイしていて楽しめるものでした。
コレクションが好きな人ならハマるでしょう♪
一度はプレイしてみてほしい一作です。

 

 

◎偽物一味が登場している時(称号「漢・ヴァイス」以上の際に出現)は、主人公の称号が「地に堕ちた空賊」に固定される他、特定のクルーを仲間にできなくなります。
◎後半の敵は強いので、エンリックの全ダメージを半減させる「エスクワード」とギルダーの異常状態を受けつけなくなる「効かねえなぁ」が有効です。煌術を無効化するアイカの「デルタシールド」は必須の技です。これらの技は必ず習得しましょう!

 

 

■リュウカンの島
・地図でゆうと右下辺りにある。
・ヴァイスの男気が高いと、リュウカンが「職人」としてクルーに。
・大渦巻にあるウンディ鉄を2つ見せると、「龍貫鬼斬剣」を入手。因みにヴァイスの最強武器です。
※『ウンデイ鉄』は、大雲海のクレーンのミニゲームで入手できます。

 

■最強武器
・ヒュドラウイング・・・移動要塞ヒュドラの敵が落とします。アイカの最強武器ですが、ヒュドラ攻略で入手不可に。
・キュピファイナル・・・チャムとベリグリチャムを全て食べさせれば、直接攻撃では全キャラ中で最強のファイナの武器に。
・戦士の拳銃・・・ラストダンジョン『アトランティア大陸』の敵から入手できるギルダーの最強の拳銃。
・いにしえの皇龍刀・・・エンリックの最強の武器で、『アトランティア大陸』の敵から入手できます。

 

■アルキュミスの島
・発見物「船乗りの詩碑」があるエリアで高空域にある。
・2回島に出入り、「ライゾン」を覚えている状態でアルキュミスと会話すると「職人」としてクルーに。

 

■ゴーグルはずし
・戦闘中ヴァイスのコマンドを選択する時、「→→←←↑↓↑↓→←」と入力すると、ゴーグルが外れます。

 

■隠しBOSS「エルシアン」
・ガルシアン艦クリア後、サルガッソーのセーブポイントがあるフロアに出現。
・ダメージが容赦なく高いです。「スカルシールド」「デルタシールド」で対処しましょう。攻撃はキャプテン技で。
・逃走することがあるので、ヴァイスに「ブラックマップ」装備は必須です。
・倒すと大量の経験値やリッチ、レアランクの高いアイテムを落とします。(しかも、何度でも戦えます)

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