ファミリーコンピューター

1983年に発売された据え置きゲーム機で、ファミコンの略称で親しまれる。
ゲームのソフトウェアを収めたロムカセットをファミコン本体に差し込んで使用。
ソフトを入れ替える事で多様なゲームを楽しめる仕様やソフトだけを開発・販売する他社の参入を受け入れるサードパーティー制には先駆者が存在したが、海賊版や不良品などの乱立を防ぐためゲームソフト制作会社とライセンス契約を結んで良質なソフトを揃えて、アタリショックの二の舞にならないように日本のゲーム市場の可能性を示した。
当時の家庭用ゲーム機としては群を抜く高性能を備えており、高速で鮮やかな画面を実現し、限られたスペック内でもアイデア次第で画期的なゲームが登場するなど、ハード性能が時代に追い抜かなくなる中でも数々のヒット作が生み出され、1985年の『スーパーマリオブラザーズ』の発売で市場を一気に拡げた。
現在でも続編が発売され続けている「ゼルダの伝説」「ドラゴンクエスト」などの人気ゲームシリーズの多くは、このファミリーコンピュータから誕生している。
定価14,800円と画期的な低価格で、数多くの人気タイトルが登場し、日本で本格的に普及した初めての家庭用ゲーム機となり、世界的な大ヒット商品にもなった。ファミコンを遊んだ世代のクリエイターが次代を担い、ゲーム=ファミコンという認識もあるくらい。


アクション

ファミコンのアクションゲームといえば、懐かしいという思いが沸き上がると同時に・・・一瞬ためらってしまうジャンルでもあります。
「スーパーマリオブラザーズ」のような名作もありますけど、理不尽で難解なクリア不可能なタイトルも数多くありました。
「ゲームセンターCX」の有野課長も、ファミコンのアクションゲームと聞くと顔が曇るくらいです。(^-^;)
雑な作りのクソゲーと言われるゲームもあれば、たけしの挑戦状のような愛すべき迷作もありました。
初期の頃は、エンディングのない終わりの見えないゲームがほとんどでしたが、それでも夢中で遊んだものです。
「ロックマン」「魔界村」「くにおくん」など、シリーズ化されて現在でも愛されている神ゲーもあります。

ファミコン記事一覧

ファミコン後期に発売された知られざる忍者アクションゲーム「闇の仕事人 KAGE」。当時、発売されたばかりのスーパーファミコン本体を買ってもらえなかった私(ゲームボーイ本体を買ってしまったため)は、スーパーファミコンのアクションゲーム「ファイナルファイト」や「アクトレイザ―」に思いを馳せてファミコンのアクションゲームを買おうと予算の6000円を手に新品のファミコンソフトを買おうとしていました。当時、...

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